【絵本】おすすめ絵本紹介!『りんごがひとつ』

今日も絵本紹介するよ〜

私たちの家には絵本がたくさんあります。

私が子どもの頃に母が数十万円分の絵本を購入して、それが娘に受け継がれています。

さらに妻のお母さんも娘にたくさん絵本をプレゼントしてくださり、もはや小さな図書館状態です笑

そんなこともあり、古い絵本が多いかもしれませんが、我が家のおすすめ絵本を紹介します。

「子どもにどの絵本をよんであげたらいいんだろう?」

「絵本の贈り物をしたいけどおすすめは?」

と悩まれている方の参考になれば嬉しいです!

『りんごがひとつ』

基本情報

  • 作者:ふくだすぐる作・絵
  • 出版社:岩崎書店
  • 出版年:1996年
  • 絵本のサイズ:25×21.5(cm)

対象年齢:1歳頃からどうぞ

これまで紹介してきた絵本の中だと大きめのサイズの絵本で見開き2ページを贅沢に使って物語が進行していきます。

文字数もかなり少なめですので、1歳頃から読んでいただけると思います。

超簡単あらすじ

ある日、お腹を空かせた動物たちの前にりんごがひとつ落ちていました。

するとおさるがりんごをもって逃げ出したので、みんな怒って追いかけます。

おさるはどんどん逃げていく、動物たちは怒っておさるを追いかける。

おさるはとうとう崖に追い詰められ、動物たちはおさるを脅します。

遂におさるは崖から飛び降りた、、、フリをします笑

動物たちは帰っていく、、、フリをします笑

おさるは嘘をついたことがバレて動物たちはカンカンです。

ところがおさるをよく見ると、赤ちゃんおさるを抱えています。

みんなやれやれと帰っていきます。

レビュー:「やれやれ」がめっちゃリアル笑

この絵本を読んでいて面白いな〜と思ったことは、動物たちの気持ちがとっても正直に描かれいるなということです。

普通なら赤ちゃんおさるを最後見つけた時点で、快く動物たちが帰っていく様子を描くと思います。

だけどこの本では、最後「やれやれ」と帰っていきます。

この「やれやれ」という一言に、おさるを追いかけ回した疲労感や感情的には納得できていない様子、やっぱりお腹がへったな〜などなど色んな気持ちが集約されているように感じました。

それと同時にやれやれといっておさるを許せる動物たちも偉いな〜と思いました。

自分が真剣に怒ったあとに、怒った相手を許すということはとっても難しいことだと思います。

それは特に大人になればなるほど難しいですよね。

そんなときやれやれと折り合いをつけれてしまった方が、生きていくには楽だろうな〜と思わせてくれる絵本でした。

ちなみに、こんな難しいことを考えてしまいましたが、物語はとってもシンプルで絵もめっちゃかわいいのでお子さんもきっと楽しんでくれると思います。

さいごに

いかがだったでしょうか?

おすすめ絵本紹介も回数を重ねてきましたが、まだまだ1割にも全然届いてません笑

今後もおすすめの絵本を紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

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