妻の友人の話
ある日、妻の友人が彼氏から次のような一言を言われたそうです。
「XXXちゃんは性格に波があるから、一定でいてほしい。」
わたしはその話を聞いたとき、妻の友人が彼氏とうまくやっていけるか心配になりました。
ふたりは現在交際中で、今後結婚を考えているとのことです。
この一言は想像するに、妻の友人からすると結構衝撃だったのではないかと思います。
わたしは妻との10年間を通して、女性の気分に変化があることを知っています。
そしてそのことを知らずして良好な夫婦関係は成立しないと思います。
「女性の気分がなぜ変わるか」その原因を考えてみたいと思います。
原因は?
女性には月経前症候群(PMS)と通常呼ばれ、月経の3〜10日ほど前から精神的・身体的症状がでるとのことです。
妻を例にあげるとすれば、月経前にはイライラや自身の感情のコントロールが難しくなるといった症状があるとのことです。
普段は気にならないような小さいことでも言わずにはいられないだったり、積み重なった不満が爆発しそうになったりするそうです。
また生理中には腹痛などの症状も現れ、ひどいときは本当にだるそうです。
このような身体の変化が個人差こそあれど女性にはほぼ毎月必ず訪れます。
今回、妻の友人は彼氏にこの状態を指して「性格に波がある」との指摘を受けたとのことです。
相手の立場で考える
わたしはこの彼氏を責めることはできません。
恐らくですが、多くの男性にとってこの女性の変化は理解することが大変困難だと思います。
きっと彼氏も悪気はなかったはずです。
ただし言われた側の女性からしたらどうでしょうか。
「わたしだってイライラしたくてしてるわけじゃない」
「どうしてわかってくれないんだろう」
「いざというときに寄り添ってくれるのかな?」
きっと悲しさや不安な気持ちが胸に訪れたと思います。
大切だったのは相手を理解すること、そして相手の立場で少し考えてみることだと思います。
何度もいいますが、男性には理解することがおそらく不可能です。ですがイメージすることは可能です。
受け入れる度量を男は持て!
正直、わたしの妻もかなりきつめのことを言ってくるときはあります。
10年の積み重ねがあるとはいえ、未だに落ち込むこともあります。
そんなときわたしは可能なかぎり受け入れるように・言い返さないようにしています。
時に感情を抑えることに必死で黙ってしまい、「何だまってるんだよ!?」と言われることもあります。
それでも言い返すよりはよっぽどマシだと思っています。
妻はこのような状態のとき、自分で感情のコントロールをすることが本当に難しいといいます。
つまり敵意や悪意とは全く別の次元です。妻も辛いはずです。
そうならば、多少納得できないことでも受け止めるほうが、男としてかっこいいのかなとわたしは思います。
まとめ
今日の話をまとめると、
- 女性の気分は変わるもの
- 原因は月経前のホルモンの変化
- 症状は人によって様々だが、精神的症状としてイライラや感情のコントロールが難しいといったことがおこる
- 男性に求められるのは、相手の立場にたって考えること、何か言われたときは受け止めること
私自身100%受け入れることができているわけでもなく、ときに態度にでてしまうこともあります。
ですがそんなわたしを妻は優しいと言います。妻もわたしの思いを感じ取ってくれた上での発言だと思います。
あくまでもわたし個人の経験ですが、もしも参考になれば幸いです。