はじめに
子どもの成長において、絵本は重要な役割を果たします。親が子どもに絵本を読み聞かせることは、子どもの言語能力や想像力、親子関係の発達に大きな影響を与えます。今回は、なぜ子どもに絵本を読み聞かせるべきなのか、そのメリットや効果、注意点についてわたしたちが勉強したことを解説します。
なぜ子どもに絵本を読み聞かせるのか?
子どもに絵本を読み聞かせることは、言語能力や想像力の発達に不可欠です。幼少期の子どもは、言葉や物語の世界に触れることで多くのことを学びます。絵本を通じて、子どもは新しい言葉や概念を学び、感情や経験を共有することができます。また、親子の絆を深める貴重な時間となります。
絵本を読み聞かせるメリット3選
言語能力の発達・促進
絵本には豊富な言葉が含まれており、子どもの語彙や文法の理解を促進します。
また、リズムや音の響きを楽しむことで、子どもの音声処理能力も向上します。
想像力と創造性の育成
絵本のストーリーやキャラクターに触れることで、子どもは想像力や創造性を育てることができます。
絵本の世界に没入し、新たな物語を生み出す楽しみを味わいます。
親子の絆の強化
絵本を読み聞かせることは、親子関係を深める重要な機会です。
一緒に絵本を読むことで、子どもとのコミュニケーションが促進され、親子の絆が強化されます。
絵本を読み聞かせる際の注意点
絵本を読み聞かせる際には、以下の点に注意することが重要です。
読み方や声の使い方
適切なリズムや声のトーンで絵本を読み聞かせることで、子どもの興味を引き付けます。
また、キャラクターの声を変えるなど、臨場感のある読み方を心がけましょう。
子どもの興味や年齢に合わせた絵本の選択
子どもの興味や発達段階に合わせて、適切な絵本を選ぶことが大切です。
子どもが関心を持ちやすいテーマやキャラクターを含んだ絵本を選ぶよう心掛けましょう。
子どもの反応を大事にする
絵本を読み聞かせる際には、子どもの反応に注視しましょう。
子どもが興味を示す場面や疑問を持つ場面を知ることで、子どもとコミュニケーションを取る際の良い材料となります。
我が家のお話
娘は絵本を読んでもらうのが大好きです。その中で得た気づきを紹介します。
同じ絵本を何度も読んでとお願いされる
娘は気に入った絵本があると何度も何度も読むようにお願いしてきます。
「同じ絵本ばっかり読んでいいのかな?」と思ったので調べてみましたが実はとってもいいことでした。
子どもは繰り返し同じ絵本を読み聞かせることで、言葉の意味や使い方をより深く理解します。
また、同じストーリーは子どもに安心感を与えてくれます。さらに、その中で新しい発見を見つけることもできます。
実際に娘も何度も読む内に、最初読んだページとは違うページに興味を持つようになりました。
絵本から言葉や行動を習得する
娘はときどきわたしたちが話さないような言葉を喋るときがあり、
「どこからそんな言葉を習得したのかな?」
と不思議に思うことがあります。
よくよく考えてみると、それは絵本のなかで使われている言葉であったり、絵本ででてくるキャラクターのまねっこだったりすることに気が付きました。
わたしたちからすると何気なく読んでいる絵本から娘が多くを学んでいることは、絵本を読み聞かせることの重要性を理解する良いきっかけでした。
困ったときは図書館や児童館を利用
お家で読むことができる絵本の数や種類には、経済的あるいはお家のスペース的に限界があります。
そんなときわたしたちがよく利用しているのが図書館です。
図書館を利用するメリット
- 年齢ごとにおすすめの本がまとまって展示されている
- おはなし会などのイベントが開催されている
- 何より無料
娘の行動で特に感心したのが、わたしたちが選んだものよりも自分で選んだ本を読んでと持ってくることです。
娘の自我の発達を知れたことには嬉しさと驚きがありました。
少し困るのは返却した後から、その本を読みたいとせがまれることです。
2歳の娘にとって、借りた本が自分のものでないことを理解することはまだ難しいみたいです。
まとめ
絵本を読み聞かせることは、子どもの成長や学習にとって非常に重要な活動です。
言語能力の向上や想像力の育成、親子の絆の強化など、絵本を通じて子どもが得ることのできるメリットは多岐にわたります。
子どもに絵本を積極的に読み聞かせることで、子どもの成長を支援し、豊かな未来を築く手助けをすることができます。
わたしたちもそれぞれの両親からたくさんの絵本を読んでもらい、良い思い出として残っています。
お気に入りだった絵本なんかも未だに覚えており、娘にもぜひ読んであげたいと思っています。
これから、わたしたちのおすすめの絵本も紹介できたらと思っていますのでお楽しみにしてください。